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V18Cコンテナ Vol.1


 今回はV18Cコンテナを紹介させていただきます。


 V18Cコンテナは1990,1991年に東急車輛大阪工場、日本車輌で製造された12ft通風コンテナです。同時期に製造された18Dコンテナに通風口を設けたコンテナです。妻面には扉はな


く、両側面に扉を設けています。


 また、V18Cコンテナには大きく分けて3種類のタイプがありました。東急車輛大阪工場、俗に言う東急大阪製造は通風口の最下段が少し低く、日本車輌製造はどちらも通風口の最下段が若干高いことが分かります。また、シャッター機構の形状が東急大阪製造は三角形型、日本車輌製造は台形型とカバー無しの形態があります。(Cf. Figure1 & Figure2)



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Figure1 通風口が閉じた状態の通風装置部分(左から東急大阪、日本車輌前期、日本車輌後期)


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Figure2 通風口が開いた状態の通風装置部分(左から東急大阪、日本車輌前期、日本車輌後期)

 3種の形態があり、かつそれぞれについて通風口が閉じた状態と開いた状態をそれぞれ製作しました。また、妻面のリブ数も東急大阪製造と日本車輌製造で異なり、それぞれ7本、5本となっています。(Cf. Figure3)


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Figure3 リブ数の違い(左から東急大阪、日本車輌)

 調査の結果、東急大阪製造が1~2000, 3001~4500、日本車輌製造前期ロットが2001~3000、日本車輌製造後期ロットが4501~5400であると把握しています。


 Vol.2に続きます。


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